2017

アワしらが病菌の全ゲノムを解読(2017.11.22)

しらが病はアワの穂に奇形病徴をもたらす重要病害の一つです。今回、しらが病菌の遺伝情報であるゲノムを解読しました。しらが病菌のゲノム情報を活用することで、病気の原因となる物質の解明が期待されます。

この研究成果は「BMC Genomics」に掲載されました。

ギニアヤムの全ゲノムを解読し、性決定に関わる遺伝子領域を特定(2017.9.19)

世界に先駆けて、西アフリカの重要な主食作物で、ヤムイモの一種であるギニアヤムの全ゲノム配列を解読し、雌雄決定に関わる遺伝子領域を特定しました。これまで困難だった雄株・雌株の判別が容易になり、品種改良の加速化・効率化に大きく貢献すると期待されます。本研究は、国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、ナイジェリアにある国際熱帯農業研究所(IITA)等との国際共同研究によって実施されました。

この研究成果は「BMC Biology」に掲載されました。BMC blog networkに記事もあります。