2021
北上ケーブルテレビ取材(2021.11.11)
昨年10月より、北上ケーブルテレビ「マイタウンきたかみ」内で「生工研レポート」が放送されています。
月に一度、各チーム持ち回りで研究員が取材を受け、生工研で行っている研究について解説しています。
11月はゲノム育種研究部の竹田主任研究員が取材を受け、イモチ病の研究について解説を行いました。
どうしても専門用語が多くなりがちですが、ケーブルテレビスタッフと協議の末、「耐病性」→「病気に強い」など一般的な言葉に変えて収録に臨みます。
この日はイモチの接種実験について、実際の接種の様子やリアルタイムPCRの結果なども提示し、わかりやすいように工夫を凝らしてお伝えしていました。
竹田さん、お疲れ様でした。
最近は北上だけでなく岩手県内他市町村でも放送されているようです。生工研の仕事をたくさんの方々に知っていただけたらと思います。
稲刈りスタート(2021.9.28)
イネの収穫時期を迎えました。
ゲノム育種研究部では、今年、約5,000種類のイネを植えています。
収穫は、機械や鎌を使うのではなく、1種類ごとに穂をハサミで切って、5,000種類の品種や系統を間違えないように封筒に入れます。
収穫後は、膨大な数の封筒をずらりと並べて穂を乾燥させます。
この作業は10月上旬まで続きます。天気が続くと良いです。
同時に膨大な数の形質調査も進行中です。
雑穀移植(2021.6.15)
6月11日に岩手県農業研究センター県北農業研究所(軽米町)で雑穀苗の移植作業を行いました。この日は軽米町でも最高気温33℃の真夏日!
主に移植したのはキビの突然変異系統群です。育種素材や研究材料が見つかると良いのですが。
田植え終了(2021.6.9)
5月25,26日と6月1日の3日間にわたり、田植えを行いました。
汗ばむ陽気ではありましたが、暑すぎず寒すぎず、マスク装着の田植えでも誰ひとり体調を崩すことなく無事終了しました。
秋に各実験の結果が出るのが楽しみです。極端な天候の夏になりませんように。
田植え直前のこの作業がとても重要で、この準備があってこそスムーズに田植えが進みます。
実験材料栽培スタート(2021.5.2)
実験材料栽培、今年もスタートしました。
4月27日にチーム全員で種まきを行い、出芽処理した後、4月30日に苗箱をビニールハウスに広げました。
岩手の5月は寒暖の差が激しいのですが、順調に苗が育つことを祈ります。
月末には手植えでの田植えを行う予定です。
種子貯蔵庫引っ越し(2021.4.9)
新しい種子貯蔵庫が始動しました。
チーム総出で引越し作業を行い、棚の組み立ても含めて1時間半程度で終了することができました。
あらゆる実験に大活躍の遺伝資源、これからも大切に保管していきたいと思います。
敷地内の桜も例年よりかなり早く咲きました。
3日間の作業停電(2021.3.22)
3/12から3/14まで、研究所全体の作業停電がありました。
移動電源車が停電中の電力を賄いますが全ての機器への電力供給は難しいということで、機器に優先順位をつけて優先度の高いものだけ稼働させ、他の機器は全て電源オフとなった3日間でした。
チーム名と番号を記載した札がついているもののみ稼働。
フリーザー類、インキュベーター類の優先度が高いです。
停電中の所内は思いのほか寒く職員は厚着をして対応にあたりました。
14日夕方トラブルもなく作業は無事終了。皆様、お疲れ様でした。